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地震から二週間

地震後、街全体に不安な空気が漂い
停電などの影響で、出歩く人がほとんどいない。
テレビのニュースに、右往左往する人たち。
先週は、トイレットペーパーや乾電池が、
今週は、お水が・・・小売店から消えました・・・

うちの店でも、予約のあったパーティーや、引き取りのご予約などが、
相次いでキャンセルになったり・・・
お彼岸期間中も、やっぱりお客様は少ない・・・・
それについては、もうね、こんな時だからって諦めて
気持ちを切り替え、せっかく来てくださったお客様ががっかりしないように!
と店を開けて、営業をしています。

花の生産者さんの中にも、被災した方が沢山います。
ハウスを、津波にのみこまれてしまったり、地震により破損したり。
そんな中でも、無事だったものを出荷してくれている生産者さんもいます。
しかしながら、今この状態の中でお花を買う人がいない。
        ↓
花屋小売店が、仕入れを減らす
        ↓
市場には大量な花が残ってしまう
        ↓
結果、ものすごーく安く買いたたかれたり
買い手がつかなかったりで・・
出荷するだけ、赤字になる。という場合も出てくるわけですね。

一転して、今週は、東京に荷が入ってこない。
花がものすごく少ないようです。

悪循環・・・

お花は嗜好品であり、この非常時に、無くてはならない優先順位で言うと
リストには載らないものでしょう。
私の場合、同業者なんで、お花を例にあげたけど・・・


支援って、募金とか直接的な事だけではないって事なんですよね。
街が元に戻り始めたときに、被災地の方達が、元の仕事に戻れるように
(漁業、農業とかね)
被害のなかった私たちは、しょんぼりしてばかりはいられない。
今、そんな風に感じています。

初恋草.JPG

初恋草:優しい色のかわいいお花。
 本当に必要な人の所へ、保存食&お水が行き渡りますように・・・


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